男性保育士をしていて避けて通れないのが節分の「鬼」役でしょう。
このときは児童館を利用するママさんサークルから鬼役をお願いされ、さらに軽く親子体操について話をして欲しいと頼まれたときの資料です。
7年後に東京オリンピックとありますが、これを書いたのは2014年でした。
午前中の児童館には乳幼児親子が集まります。
小学生とは違った意味で、元気に動き回る乳幼児期。
児童館はいろいろな年齢の子が利用するので、保護者にとっても他のこの様子を見る良い機会・場所だと思います。
児童館は市町村により様々な形で運営されていますが、私の勤務するところは屋根のある公園をイメージしていただけると、だいたい合っているんじゃないでしょうか。
児童館にあるオモチャで乳幼児に人気なのがコンビカーです。
足で蹴って進むクルマ。
男の子はビュンビュン乗り回しています。
見落としがちですがコンビカーを乗り回すというのは、しっかりと足腰が使えるからなんです。
サイズの関係もありますが、大人がコンビカーに乗るイメージをしてみてください。
蹴るときは背筋から足の指まで力を連動させないといけません。
蹴ったあとの、進んでいるときは足は地面につけず上げておくために腹筋を使います。
更にタイミングが合わないとつんのめったり、指を擦りむいたりします。
「体幹」はこの頃から出来上がってくるんですね。
最近の子どもは姿勢が悪いと言われるのは、この時期に動いてないことが原因とも言われています。
「ねばならない」だとキュウキュウになってしまいますが、運動能力はゲームのようにレベルがあがると呪文を覚えるのとは違います。
乳幼児期は「できる」にこだわらず、いろいろな体験をさせてあげたいですね。