若い世代の故障について、先日ブログに書きました。
まさか世界トップクラスのアスリートが痛み止めを飲んで試合に出ていたのは衝撃です。
そして一部のアスリートでけじゃなく、趣味のスポーツの中でも痛み止めを飲みながらプレイをする方がいることにもを驚きました。
『ケガに強い』ではなく『痛みに強い』ことを求めてしまうのがプレイヤー心理なんでしょうが、間違ったスポーツの取り組み方が広まってしまっていると感じました。
スポーツにおける故障って、痛みを抱えている段階という認識ではないでしょうか。
私自身がそうでした。
病院に行って治療を受け、痛みと付き合いながら競技をする。
メンバーに穴が空くとか、ポジションが無くなるという理由から休むわけにはいかなかったからです。
そして『SLAM DUNK』世代とすれば、どうしても桜木花道や三井寿のように、競技をしていると休むことに抵抗が出てくるのは仕方ないことでしょう。
記事ではサッカーW杯02〜14年の4大会のに選手摂取した薬の使用量や種類を報告しています。
またドクターランナーが市民ランナーが痛み止めを飲んで走るリスクを説いています。
最近は気軽に始められることや、市民マラソン大会も各地で開催されていることからランニングが人気になっています。
ただ気軽に始められるということで、我流ランナーも増え、痛み止めを飲みながら走るような現実が起きているのでしょう。
競技スポーツと生涯スポーツの定義が曖昧で広まっていないのかもしれません。
曖昧の中で、自分が競技選手と錯覚して無理してしまう。
競技スポーツをしている上で、無理をしても仕方がないという風潮をどうにかしないといけないんじゃないでしょうか。

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