最新刊5巻が先月末に発売されました。
4巻までは大学生配信主しゅーじとネカフェ難民メイが中心にストーリーが展開されて行きます。
5巻からは一転、小学生配信主まりんが登場し、子どもの貧困がテーマの一つになります。
相変わらずドロドロとした内容で、より過激になりました。
配信サービスがいっぱい。
4巻までを読んだ記事のあと、配信主というものがどういうことか調べてみました。
YouTubeやニコ動がメインというイメージだったんですが、ツイキャスなど、いろいろな配信サービスがあったことに驚きました。
インスタグラムまでたどり着けてない私には未知の世界です。
読んで印象的だったこと。
読んですぐに印象に残ったのが、小学生が配信するとそれだけで良からぬ視線が集まるということ。
私は職業柄いつも小学生を相手にしているので、そういった変な見方の意識すらなかったです。
ただ実際には特別な見方もする人がいるということを覚えておくべきと感じました。
子どもの貧困とトラブルの現場。
子どもの貧困については最近いろいろと取り上げられる問題です。
児童館は職員という大人がいる公園なので、大人に見られて困るようなことはできないので、したいなら寄り付かないという意味でトラブルの現場になりにくいといえます。
一方児童クラブのように保護者の都合でいなくていけない場所だと、表面上はよくても裏で何が起きるかわからない現場でしょう。
職場が違うからでなく、子どもに接する職員として、また子どもを支える大人として、毅然とした態度で臨まなくてはいけないと思います。
感想というかまとめ。
ホント重苦しい気持ちにさせてくれる漫画ですが、ぜひ一読して何か起こるかもしれないという危険意識を持ってほしいと願います。