「保育士は誰でもできる」とおっしゃった堀江さん。
いろいろな意見というか、反論があがってますね。
文章だけ見ると、国試で保育士資格をとった私も「保育士は誰でもできる」派です。
保育士は国家試験だけれど。
保育士は国家資格です。
なので無資格で保育士を名乗ることはできません。
大学や専門学校で学ぶか、国家試験をパスしないと保育士にはなれません。
ではなぜ私が「誰でもできる」派なのかというと、上に書いた方法は誰でも受ける事ができるからです。
そういった意味では医者を目指すのも「誰でもできる」ことです。
医者は目に見えて治療という行為があり、完治するという結果が残るのに対し、保育士は子どもの安全を守るや、情操を豊かにするといったことは目に見えることではありません。
保育園を利用することがなければ、より職員がなにをしているのかわからないのは事実です。
てぃ先生もその部分で認知が広まってないと言ってます。
保育園ではない施設に勤務する保育士として。
私は児童館に勤務しています。
保育園と児童館は性格が違いますが、保育業界としてなかなか効率があがらないことを過去に書いてました。
保育園のあとの学童保育について書いた記事。
施設面の問題や、男性職員の扱いについて書いてます。
児童館職員も、ただ子どもと遊んでいるだけの仕事じゃありません。
地域交流など、知られてないだけでいろいろ企画を行っています。
保育園も外に向けた企画をしています。
では、どうしたらいいか?
この記事で保育業界の体質について書いてみました。
離職率が高い中、残っているベテラン職員は志が高い方ばかりです。
ただ志だけで社会が変わる世の中ではありません。
旧態依然とした組織では、新しい芽は育ちません。
そんな中、こちらの記事こそ私の意図するものに当てはまりました。
必要に応じた効率化こそ、現場に必要です。
「誰にでもできる」から安い賃金なのではなく、効率よく無駄をなくし、見合った収入や勤務時間を確保するのが理想じゃないでしょうか?
応益負担という保育園の利用料のなか、簡単に職員の賃金アップは図れませんが、職員の負担が軽くだけでも変わってきます。
最後に。
炎上してしまいましたが、保育業界に脚光が浴びる結果になったのはホリエモン発言のおかげです。
なんらかの変化が起こることに期待します。